歯科口腔外科専門医が常勤しています
こんな症状でお悩みはありませんか?
当クリニックは経験豊富な歯科口腔外科専門医が治療を担当します。
- 他院で困難と判断された親知らずや埋伏歯の抜歯
- 感染しやすい、出血しやすい疾患や薬を内服されている方の抜歯等
- あごがだるい、痛い、開かないなどの顎関節の病気
- 口腔がんが気になる方
- 歯科恐怖症のため鎮静による治療が必要な方の抜歯等
- 外傷や炎症などの歯科救急
CGF治療
CGF治療とは、骨や歯茎などが足りない場所に、ご自身の血液を血液を特殊な遠心分離器にかけてできたゲル状のフィブリンと濃厚血小板をいれて再生を促すものです。
血小板に含まれている創傷治癒能により手術後の傷を早く治すことができたり、CGFの優れた粘着能により人工の骨補填材のかわりに使用したり、人工のメンブレン(骨を増やすための膜)のかわりに使用したり、骨を同時に増やすインプラント治療を行ったりと、様々な用途に使うことが可能です。
当クリニックには必要に応じてCGF治療を行います。
歯科口腔外科疾患全般
当クリニックは、全身的な病気がある方、何らかの障害をもつ方、麻酔薬がつかえない方などの歯科疾患や、口腔・顎・顔面の腫瘍、顎変形症、顎・顔面骨折などの外傷、口腔粘膜疾患、 唾液腺疾患、親知らずなどの抜歯、顎関節症、口腔感染症、口腔乾燥症などの口腔外科的疾患で一般歯科では治療が困難であると判断された方の治療を行っております。また、人工歯根(骨造成を含むインプラント)や骨再生術を併用した歯周外科手術などの治療も行っております。最近では、がんや心臓手術などの周術期に口腔機能管理を行う、医科歯科連携を行っており、地域医療機関からの紹介患者さまを中心に、口腔のみならず、顎や顔面のさまざまな病気に対して幅広く治療を行っています。
口腔がん検診
口腔がんの検査が可能です。
口腔がんは初期(Ⅰ期)に発見できれば簡単な治療で治り、5年生存率が90%と言われています。
当クリニックでは1年に1回程度の口腔がん検診をおすすめします。
費用は2,000円(税別・自費診療)となります。
埋伏智歯、過剰埋伏歯の抜歯
歯科口腔外科で最も頻繁に行われる処置の一つに智歯(親知らず)や過剰埋伏歯(上顎正中部に多い)の抜歯があります。一般の歯科医院では抜歯が困難なことが多い、神経や血管の近くに位置している下の親知らずの抜歯も、当クリニックでは歯科用CT等で精査を行ったのちに、安心して処置を受けて頂けます。
顎関節疾患
顎関節は、耳の穴の前方にあり、体にある関節の中でも最も複雑な関節の1つです。蝶番のように開閉できるだけでなく、前後左右にずらすこともできます。正常では顎関節がなめらかに動くものが、顎関節症の場合「口の開閉時に顎が痛い」「口が開きづらい」「口を開けると音がする」という症状があります。
当クリニックでは顎関節症をはじめ、顎関節内症・顎関節炎など、様々な検査に基づき、患者様の症状を的確に診断し、適切な治療を行います。
診断には問診、診察、パノラマX線写真に加え、必要に応じてCT、MRIの撮像を行います。治療は保存的治療が主体で、かみしめる癖など悪習癖の除去、鎮痛剤、筋弛緩剤などの薬物療法、マウスピースを用いた理学療法を行っています。
口腔外傷、急性炎症等の歯科救急治療
歯のケガにはいろいろな種類があります。交通事故をはじめ、作業事故やスポーツ外傷、さらに転倒や殴打などの外傷により、あごや顔面を骨折した、歯が欠けた(破折)、歯がぐらぐらする(亜脱臼)、歯がずれた(脱臼)、歯が抜け落ちた(脱離)といった歯のケガのしてしまった場合、慌てずに歯科医院を受診しましょう。外傷後の歯の状態により適切な治療を行うことで、受傷した歯を保存できる場合があります。
むし歯が進行すると、神経も死んでしまい、その後も放置すると、歯の根の先まで細菌が感染して炎症をおこします。この状態を根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)といいます。根尖性歯周炎が進行すると、大きな膿の袋が出来て圧迫され、ひどい痛みを伴うこともあります。歯の痛みや歯ぐきの腫れなど急な歯のトラブルが発生した場合の受診も対応します。
口腔粘膜疾患の診断と治療
再発性アフタ・ウィルス性口内炎・口腔編平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)・口腔カンジダ症・自己免疫性水疱症(天疱瘡・類天疱瘡など)白板症・悪性腫瘍(口腔がん)などの口腔粘膜疾患の診断・治療を行っています。
有病者(易感染、易出血)の歯科外科治療
内科的疾患などの基礎疾患をお持ちの方の歯科診療を専門的に行います。疾患の種類や程度によっては、歯科、歯科ロ膣外科的治療に際して、易出血性、易感染性、治療中の体調不良など種々な問題となることがあり、歯科治療に際しても適切に全身状態を評価し、必要なモニタリングをしながら慎重に行わなければなりません。当クリニックでは患者様がどのような持病を持っていて、どのようなお薬を服薬しているのか確認した上で治療を行います。
顎骨壊死リスクのある歯科外科治療
ビスフォスフォネート製剤は、骨粗鬆症やがんの骨転移などに対して有効な薬として使われる多くあります。この薬を投薬されたことがある方は、歯などの顎骨に刺激が加わる治療を受けた際に、顎骨壊死を引き起こす危険性があります。定期的な経過観察と徹底した口腔内の管理を実施し、顎骨壊死の発生予防に努めます。
静脈鎮静法による歯科外科治療
点滴をとって、睡眠、健忘効果のある薬を投与することで、眠った状態で治療を受けることができます。
健忘効果もあるので、目が覚めた時には治療の際の記憶は残っていないことがほとんどです(患者様によっては効果がない場合もありますが稀です。)
インプラント埋入、GBR、サイナスリフト
インプラント埋入
むし歯、歯周病などで歯を失った場合、インプラントで治療します。
損失した歯の部分に人工歯根を埋め込み、人工の歯を作る治療法です。
GBR
あごの骨が痩せている場合はGBR(骨誘導再生)で歯槽骨を再生します。
サイナスリフト
残っている上顎の骨が少ない場合、インプラント治療によって上顎洞(副鼻腔)粘膜を破ってしまうことがあり、インプラント治療ができません。
そのような場合にはサイナスリフトという、上顎洞底粘膜を挙上し、空いたスペースに骨を入れることによってインプラント治療が可能になります。サイナスリフトは残っている骨の量によって、インプラント治療と同時にできる場合もありますが、骨ができるのを待って(3-6か月)からインプラント治療をすることもあります。